Lucky Lips WONDERFUL TONIGHT Special@渋谷7th FLOOR 雑感

MOONZERO2009-09-06

今回は渋谷でやうこライブ。少し前にシークレットライブもやってたみたいだし、最近ライブが加速気味。そういえばライブを観に渋谷へ来るのも久しぶりだなぁ。相変わらず人多すぎな渋谷。どこからこんなに人が湧いて出てくるのだ。
道に迷わないように慎重に移動。幸いノーミスで到着。他にもライブがたくさんあるのか、ライブハウスの周りにも人がたくさん。入り口付近で待ってると…


やうことサポーターが普通に入り口から笑いながら出てきた。


いや、この時間だとアーティストは楽屋で待機ちゃうんかいと心の中で突っ込んでみるのでした。あーびっくりした。そんなこんなで入場して席を確保。今回は、左から俯瞰する感じの場所に座ってみました。この日のアルコールはライチグレープフルーツ。ライブのときはなぜか基本アルコール(笑)。
今回は4アーティストのライブだったわけですが、時間の都合で最後のアーティストのところで帰宅。やうこがトリじゃなくてほんとによかった…(汗)。

入り口。 座ったところから撮影。

倉沢桃子

アコースティックギターによる弾き語り。愛想があるわけでなく、表情豊かなわけじゃない。冴え渡るMCがあるわけじゃない。影すら感じる存在感は、淡々と歌を刻む。ストイックな歌い手という雰囲気を漂わせてる。
だけど、なんだろう…ものすごく惹かれる何かを感じさせる。妙に存在感のある響き…不思議な魅力がこの人にはあるような。ちょっと面白い人に出会えた気分。
歌から離れて物販にいるとすっごい普通なんだけどね。

舞弥

こちらは華やかな南国風に登場。ピアノ&パーカッションのサポートも明るさ満開。MCの独走っぷりも若さを感じさせる。歌唱力は結構なものを感じさせますな。曲調がストライクゾーンにこなかったけど、いい味は持ってますぞ。
中島みゆきをカバーしてきたあたりも結構な個性派。

やうこ

そしてやうこ。機械のトラブルがあったようだけど無事にスタート。ブラック雨宮氏@一日一個三日で15個のアイスを食らう人 と、レッド平松氏@セクシー部長@本番中にガソリン注入 が登場。二人とも和服じゃなかったから、今日は普通のスタイルなんだな、と思ってたら。


本人は今日も赤い和服。


意表を突かれたぜ…(笑)。
今回は前半と後半で色を明確に分けてきた感じ。前半はしっとり、後半は攻めの選曲。新曲がどんな感じなのかにも期待ですな。

感情構造線

ASiAの隠れた良曲。ライブで聴くのは初めてですね。この曲がオープニングってのもなかなかのサプライズ。バイオリンやチェロの存在感という点でいけば様子見というところでしょうかね。この曲をライブで聴けたという珍しさのほうが大きいかな。

消えないで

新曲です。以前名古屋でやったやつのバージョンアップかな?ともあれ、今回感じたところではCanariaの正統後継型という感じ。バイオリンやチェロがよく似合うし、ピアノの存在感が心地よいですな。サビの高揚感はこちらのほうが上なのもあって、思わずぐっときますね…涙腺めがけて飛んでくる音たち。
ここしばらく聴く新曲はツボにヒットし続けてますです。

すいふよう(with キャンベル)

きましたすいふよう。ライブで強烈に化ける曲の一角。バイオリンとチェロとピアノの相性が最高。雰囲気の良さでは今日一じゃないかな。ずっしり響いてきましたぞ。
そして今回はキャンベル氏@紫和服 が登場。その舞で雰囲気を醸し出してました。まさか瞑想でも踊るんかなと思ったらそれはなかった(笑)。

瞑想room(エレキバイオリンVer.)

MCを経て瞑想。ここのところこの曲が常連になってますね。そして今回は、雨宮氏のバイオリンが炸裂。ブログでも出ていたエレキバイオリンですな。足がイフェクタのスイッチになってるみたいで、さすがの雨宮氏も多少苦戦してた?でもすごく楽しそうな雨宮氏。この曲ではサイバーな雰囲気を醸し出してました。すげぇな、エレキバイオリン…。

madamaniau(エレキバイオリンVer.)

この曲を生で聴くのは久しぶり静岡以来かな?しっとり系に強いやうこ楽曲の中では数少ないノリ重視曲。
今回は雨宮氏のエレキバイオリンが炸裂。何といっても中間地点のソロが圧巻。普段は決して表に出てこないタイプの雨宮氏だけど、今回はエレキパワーを見せつけてくれましたですな。ギターライクな響きまで出せるとは…。

アジアの花V2(with キャンベル)

キャンベル氏復活。フルメンバーでアジアとくれば、振りを覚えてねってことになるわけですが。…サビのもうひとパターンくらいしか頭に入らんかったな…orz。まあともあれ、ハムカツサンド的がっつりな盛り上がりはここで最高潮を迎えました。アコースティックなバイオリンに戻った雨宮氏、ジャックソーダというガソリンを注入して燃料満タン平松氏とともにテンション最高潮。
盛り上がりのうちにやうこターン終了となりました。

物販が狭い

やうこが終了した時点でそれなりに押し気味になって、最後までいたら130%帰宅できない状況に。今日はこの辺で帰っておこうかと思ったところで、楽屋からやうこ登場。ライブ後から登場とはラッキーでした。「こんにちは」…ふと目があって声かけられる。「こんにちは」…あとはライブの感想やら何やらいろいろと。UTERUSのCDが物販に出てたから、それにサインをしてもらいました。あとリベロがゲットできれば全種類のサイン入りCDがそろう(笑)。
時間的にもスペース的にもあまり余裕はなかったけれど、そんな中で話ができてよかったなと。そういえば、ドリンクコーナーで平松氏がガソリン注入してたな(笑)。
そしてこの日は、倉沢さんのCDもゲット。やっぱり気になるんだよな…。なんとも不思議な人。サイン書いてもらったときにときに、少しだけ笑顔が見られました。それでも、今までに感じたことがないくらい、ステージ外ではアーティストっぽさが消える。

そして帰宅

今回のライブもとても心地いい時間でしたな。倉沢桃子という要チェックアーティストにも会えたし。やうこ&サポーターの演奏時の戦闘モードの美しさも健在で。あの雰囲気がやうこ劇団の真髄なのかもしれませんですな。エレキバイオリンも入ってさらにパワーアップしてたし。
そんなこんなで渋谷の駅から無事帰還…といっても日付は変わってたけど(笑)。
素敵なライブを見せてくれたやうこ劇団にありがとう。次は静岡だっ。

戦利品。UTERUS@やうことHello Myself@倉沢桃子
やっぱり「D.K.さん『江』」なんだな。
倉沢さんも「え」だし(笑)。
ジャケット側。