COCO Meets YAUKO LIVE vol.2 雑感
半年ぶりくらいにライブです。場所は前回と同じく芝浦の某一室。前回同様、土足禁止会場です。
予報は雨で今回も龍神絶好調かと思いきや、意外にも雨が降らず。ライブ後に降ってるってオチがありそうな気がしつつも、どうした龍神。
ドリンク券があったんで、グァバジュースとかいう不思議ジュースを飲みつつ開演を待つ。
いつもお会いする方に後ろからこっそり話しかけられました。ご無沙汰しておりました〜。開演までいろいろ話をしてました。
ポスター。 | やっぱりわかりにくい現地。 |
今回は入り口がわかりやすくなった。 | |
右方面。白い台が気になる。 | 左方面。きらめくキーボード。 |
新しい人続々 - COCO Stage
開演と同時に現れたのは白い服の人形役。パントマイマーなのかしら。突然握手されたけど。
しばらくして、ヴァイオリンの…初めて人と、チェロの…見慣れない人登場。チェロは、去年の誕生日ライブでチェロ弾いてた人と同じかな?ともあれ、いつもの感じとは少し違う雰囲気でのスタートとなりました。まあ、Die Milchスタートって時点で一風変わってはいるんですがね。
後にOliveという名が判明する白人形の舞いが終わっていざ演奏。
1. Instrumental #01
2. Instrumental #02
楽器演奏主体のインスト2連発。ほっとんど動いてない白人形がなかなか恐いぞ。ここにきて、前回未知数なところもあったDie Milchの世界観がだいぶ定まってきたような気がしますね。ヴァイオリン奏者の攻撃的な眼が妙にはまってた。
3. Instrumental #03
やや記憶があいまいだが、Daina3がこれだったかもしれない。打ち込み疾走系。こういう強さ重視の楽曲が多めの印象がありますね、Die Milch。
4. Rosaria
ここで登場。打ち込みに若干強さが増したような気がするのは気のせいか。
生楽器でこの曲は存在感抜群…ではあるんだけど、ちと音響面であの曲を表現するのは苦しかったような気がしたかなぁ。今のところは、CDのように完成された空間で最高のパフォーマンスになってる印象。でも迫力あるしいい曲ですぜ。
5. It's necessary
ノリ重視な打ち込み曲。ヴァイオリンとヴォーカルのちょっとしたパフォーマンスがあるなど、見栄えする曲ですな。ちょっとあの空間で表現するには狭かったような気もするけど。
6. 新曲
曲名をグーテン ナッドとか言ってた気がしたけど、はっきりはよくわからなかったな。少しクールダウン仕様の曲ですね。
新しい展開へと - YAUKO Stage
やうこ編は恒例の和テイスト。琴があるのがいろいろ想像をかき立てられます。今回は水色着物。当然のように楽器演奏メンバーも着物です。
1. Instrumental #04
そういえば最近はインストが導入になってることが多いような。innerforest系の一面が感じられる構成でございますな。
2. 新曲(消えないで(多分))
多分この曲なんだけど、まだちょっと自信なし。Canariaの流れをくむ新曲ですね。
3. すいふよう
やうこ看板曲の一角がここで登場。特にライブのこの曲は好きですが、今回もチェロが存在会抜群。
4. 森夜(しんや)
innerforest系インスト。こういう世界観での音作りはやうこの魅力の一つで、ライブだと楽器の音が映えるのがまた一段といいのです。
5. アジアの花 V2
看板曲。やっぱりこの曲は外せませんね。ちょっと驚いたのは、ヴァイオリンがアレンジを変えてきたこと。サビが顕著だったかな。…ひょっとしたらチェロも少し変えてきてたかも。
今回の人も、ヴァイオリン弾きながら間に手拍子を入れるというスゴ技を見せてくれました。チェロの人もネックのところをはじいて音出すとか凄いな。
6. ちつころりん
琴用語がそのまま曲名になって新曲です。琴はステージにはあったけど出番がなかったんで、どこかで弾くのかと思ってたら
本職の人登場。
やうこ本人が弾くとばっかり思っていたので、突然の登場でびっくりした…。
キーボード+ヴァイオリン+チェロ+琴。和洋折衷が奇麗にはまっております。
7. 月の夜に
かぐや伝説がモチーフで、寺ライブ以来結構頻繁に歌われるようになりました。やうこが立って歌うのもそろそろ定番。個人的にはピアノの生演奏でもいいとは思うんだけどな。
こういうしっとり系は、楽器の音色を楽しめるという意味でライブにおいては好きですね。
8. Ballad 〜愛屋及鳥〜
今回はじっくりと締めてきました。この曲でも、管楽器組のアレンジが、聴き慣れた感覚とは少し違っててかなり新鮮。やっぱりああいうのって奏者の癖というか好みが出るように譜面が設計されてるのかなぁ。
新しい音たち
今回のライブは、キャストが今までとけっこう変わっていました。
Die Milch
- COCO
- Olive(白い人形)
- Jasmine(ヴァイオリン)
- Leira(チェロ)
やうこ
- やうこ
- みくにまつり(ヴァイオリン)
- 佐藤万衣子(チェロ)
- 鈴木まい(琴)
メンバーが変わると空気感も変わるもの。雨宮氏&平松氏なメンバーだと、独特のぴんと張り詰めた緊張感のようなものがあって好きだったんだんですが。今回のメンバーはまだちょっとそういう個性までは読み切れなかったかな。
Jasmineのヴァイオリンは、なんとなくだけど太く強く直線的な音に強い気がする。外観も含めて、Die Milchにしっくりくる、気持ち攻撃的雰囲気を感じるかな。後半ででてきたみくにさんにもいえるけど。
出血大サービス
物販に見慣れないCDが並んでた。Die MilchのシングルCDと、innerforest系ミニDVDがあったので購入。
ライブの後のお楽しみ。今回もいろいろ話をしてました。スピーカーの話とか白人形の正体とか新しい人の話とか。
しれっとサインを書いてもらいつつ、COCOの初サインをゲット。せっかくだからと写メで記念撮影。
…だけでは終わらなかった。
まさかの全員集合写真。
なんちゅー贅沢。栄でもらった三人同時サイン入りCD並みにレア感たっぷりの写真が撮れてしまいました。巻き込んでしまった皆様に大いに感謝。
ファンの方と語りつつ、コンビニから帰ってきた着物組の皆様を驚き半分で目撃しながら、夜の部も見てみたかったなと少し後ろ髪を引かれつつ帰還。結局雨降らなかったなぁ。ある意味びっくりだ。
久々のライブは驚きやら楽しさやらいろんなものが詰まったライブになりましたな。また観に行きたいな。
後日談
CDは帰宅後にじっくり聴いてみました。
Rosariaは聴き慣れた曲なんだけれども、CD音源で聴くと心なしか打ち込みに迫力を感じますな。このバランス感と終盤のノリはやっぱり好きですな。
Daina3はインストなんですが、ほどよいスピード感とメリハリな激しさが特徴的。それぞれの楽器の音がよく立ってて、シンプルでありながら深い…そんな印象かな。
どうしても和テイストとの比較で外観インパクトが残りがちだけど、音そのものはハイクオリティで聴き心地はよいと思いますよ、えぇ。
DVDは映像の雰囲気が好きなんだけど、ピアノ的やうこの真骨頂的な音楽が素敵でもある。重厚で綺麗な音です。
戦利品のCDとDVD。 | COCO vs YAUKO |