バースデイライブ@恵比寿 KITCHEN SOLNA CAFE 雑感

MOONZERO2010-01-10

2010年一発目はやうこライブ。しかも一発目からバースデイライブです。なんとなく普通のライブにはならない予感のする響きです。
恵比寿に移動し、少し時間をつぶしていざ入場。そういえば今日は雨降ってないな(笑)。
今回は、カフェ貸し切り方式の模様。三階を丸ごとつかってのライブ。…とは言っても決して広いわけではなく、通路を考えるとむしろぎっしり。飲み物のオーダーをするのも一苦労である。遅れること30分。雨宮さんと、見慣れないチェロの人が登場。あとの紹介によると、同じ一月誕生日の佐藤万衣子氏。平松氏は夢の国のためスケジュールが合わず、同時多発チェロ失敗(本人談)。雨宮さん@バイオリンのジャージにはしっかり85の文字。バイオリンのチューニングのシーンって初めて見たな。
※ 以下、写真のセンスは気にしたら負け(何

外にあった看板。
手作り感満載のタイトル。

前半戦

やうこは水色の着物で登場。すっかり着物がメインになりましたですな。
それにしても近い。前から2列目だったんだけど、2m先にやうこがいます。この迫力が小規模ライブの醍醐味ですな。うまい具合に前と右の席が飽いてたのもラッキーといえばラッキー。静かな雰囲気からいよいよ新年一発目ライブの開幕です。

1. インスト新曲

静岡以来、オープニングにオリジナルのインストを入れてくることが増えましたな。弦楽器を含めた音の魅力はインストがよく伝わりますな。毎度新鮮であります。

2. 小さな旅(新曲)

Balladライクでもうちょっと優しい感じを加えたイメージ。最近のやうこライブ名物になりつつある新曲たちです。後半からは弦楽器も参戦で深みが増します。

3. プレミア オン コードレ

…といってたような気がする。いや、フランス語はわからんです。聴き慣れてないせいもあるんだけど、別のアーティストの曲を聴いているような不思議な感覚。

4. 雪の華中島美嘉のカバー)

ここで意外な路線に。カバーなんて滅多にやらない人だからちょっと驚いた。原曲より透明感があって柔らかい雰囲気がありますね。弦楽器の深みも見逃せない。

5. Canaria

ここからは王道二本立て。打ち込みがなくなって弦楽器が存在感を増すと、ぐっと雰囲気がよくなりますね。2010年もやうこの代表曲の一角でしょう。

6. Just your way

これもPink Or blackより。バイオリンやチェロが細かく音を刻むのが心地よいですね。

食事タイム

ここで食事タイムです。やうこたちはいったんはけていきました。
ご飯ものからピザまでバイキング形式。ただいかんせん狭いため、非常に動きづらかったのが惜しい。最初に頼んだカシスジンジャーとともに軽く食事を済ませて後半戦を待つ。

後半戦

後半戦、衣装を買えて登場…キャンベル氏も登場…


なんのコスプレ大会だこれわ


なんだか冥土メイドまで混じっております。というか、これがやうこの自前ってのがまた凄い。衝撃のスタートで迎える後半戦に突入。

秋葉原の冥土喫茶の新年会のようだ。
後半は演奏もこのまま。
1. Happy Birthday

雨宮さんがピアノでお祝い。こういう意外な組み合わせも異色ライブならでは。

2. 雲の欠片

ファンタジーな演出に時々使われますが、今回も登場。3拍子というのも珍しいですな。

3. やさしい風

UTERUSより。そんなにインパクトのある曲ではないけど、これもライブで弦楽器と合わせると化けますな弦楽器部隊の小技が光っております。

4. すいふよう

前半で忘れられてたすいふようがここで登場。ライブでは一押しですね。弦楽器の響きの良さを全力で体感できる素敵な曲です。いつ聴いても染み入ります。

5. madamaniau

ノリのいい曲という流れでアジアかと思ってたら、まさかのこっち。ドラムとギターの構成は、やうこの中ではかなり異色。アコースティックな楽器が加わると、これまたいいアクセントになりますな。

6. アジアの花V2

キャンベル氏@ダンサーと比嘉氏@三線を加えて、フルスペックアジアの花。今回一番しびれたのは、


間奏の「雨宮バイオリンvs比嘉三線


会場が一番の盛り上がり。異色かつ圧巻の迫力。2010年一発目から凄いものを見てしまった気分。そのくらい強烈なインパクトを放ってました。

Encore. 子犬とおじさん

そのままアンコールになだれ込み。佐藤氏@チェロの対やうこイメージからこの曲に決定。まあ、確かにこの雰囲気を醸し出せる人は非常に限られるでしょうな。珍しい展開で楽曲部門終了。

曲展開

セットリストは比較的王道だったとは思うけど、カバーとかちょっと変わった試みもあって、スペシャルライブっぽいアクセントはありましたな。ライブではやっぱり弦楽器の存在感が素敵です。演奏中に雨宮さんと佐藤さんが互いにアイコンタクトとってたり、そういうアクションに一つ一つを見るのも楽しいものです。
そういえば、珍しくBalladが入ってなかったな。

MC

  • ウミガメ
  • 蟹を食って二胡
  • 三味線
  • 誘拐
  • 直前までメンバーに着せる服をメンバーに明かしていなかった。
  • でもティアラとかちゃっかり準備してるし。
  • お菓子の家
  • 同時多発チェロ
  • 星座の狭間
  • おたまじゃくし関連

怒濤のトークタイム

今回はこれが最高に強烈でしたな。ライブ中に出てきたケーキを皆で食べるところはまあバースデイライブだしあり得る話。そこからが凄かった…。
いろんな人と話してるやうこの前を横切ったら、いきなり「○○さ〜ん(私の名字)」と本名プレイされる(笑)。そしてそのまま、お開きまでいろいろしゃべりましたですよ。仕込んでおいたプレゼントも渡しました。わずかに出ていた棒を見て猫じゃらしを当ててしまうのはさすが猫の人。
アジアの花の間奏が絶品だったとか、東京の話とか名古屋の話とか携帯の話とかブログの話とか夜型の話とか。二胡と琴と三味線で、いつかアジアの花v3とかできるといいなぁとか笑ってみたり、使ってたキーボードのメーカーの話とかまでしてました。いや、普段RolandとかCORGとかは見るんだけど、CLAVIAというのは初めて見たし。聴けば、高知で一目惚れしたものをさらにチューンさせてピアノの音を強化したスペシャルモデルらしい。やっぱりプロの楽器は凄い世界だ。そんなディープな話が聞けるのもこういうライブならではなんでしょうな。こんなにがっつりと話ができると思ってたから、とっても嬉しい誤算。プライスレスなトークはダテではなかったというところ。
最後にツーショットの写真まで撮ってもらいました。「今日はいいよ〜」とノリノリ。早速壁紙にしております。相変わらず表情作るのが下手で泣けるが、相変わらず写真に写り慣れてるやうことのギャップが際だっていたり。
今回はサインをもらったりはしなかったんだけど、それ以上に充実の公演後タイムとなったのでした。やっぱりバースデイライブのようなプライベート色の強いライブは、何かと伝説が生まれやすいですな。いや、いい想い出になりましたよ、ほんと。


終了時間が迫ってて慌ただしくなってきちゃったんで、カフェをあとに。ちゃんと最後に挨拶できなかったのは少々悔やまれるところだが、状況考えると仕方なかったかな。
帰り際に佐藤氏?渡辺さん?から「ありがとうございました〜」と言われて動揺してしまうあたりは人見知り激しい体質の悲しい性。いい加減慣れろよ自分。でも、ほんとにいつかサポートの人ともゆっくり話をしてみたいものです。

腕輪とクロワッサン。クロワッサンはやうこ弟殿の手作りとか。

今回はアジアの花の間奏とライブ後の会話。この二点が強烈なインパクトでした。今年のやうこライブも楽しみが多そうです。