SHUUBI 10th SET ME FREE 〜約束した場所へ〜 東京公演 雑感

MOONZERO2009-12-03

ちょっと久々のワンマンライブ。しかも10周年ツアー初日です。平日で仕事はあったんだけど、東京での開催だったし仕事が終わってからのスタートでぎりぎり行けるかなと。
雨の中を必死で移動。焦ってて受付間違えたのもあって微妙にタイムロス。最初の曲が始まってたけど気にしない(汗)。
そういえば、最近はSHUUBIライブでも容赦なく雨が降るなぁ。ライブ限定晴れ男はどこ行ったんだ。

雨のduo

とりあえずカシスソーダを確保し、今回は後ろのほうから立ち見。前のほうで迫力を楽しむのもいいけど、後ろから広角で観るライブもこれはこれで味がありますな。
入場して驚いたのがメンバーと楽器構成。SHUUBI⇒グランドピアノ/ドラム⇒野口カオル。…以上。ピアノとドラムだけという構成は今まで聴いたことがなかったなー。ピアノとギターなら何度か観てきてるんだけど。そんな驚きもありつつ、すでに始まっていたライブに耳を傾けるのでした。

1. (新曲)

every night, every morning…だったかな?そんなサビのライトでポップな曲。この曲の途中でどうにか入場できた…(汗

2. かぞえうた

ピアノとドラムという特殊編成が良く似合う曲ですな。実際、ライブならではのドラムの勢いの中にピアノの暖かさというバランスが心地よかったなー。

3. 紫陽花

ドラム側を味わうならこっちのほうが強力だったかな。いまやブレスと並んでDummy期のライブ定番。楽器が少ない分、かえってここの音が映える良さはありましたな。

4. (懐かしい曲)

以前創ったという未発表曲お披露目。ピアノソロでまったりじっくりクールダウン。

5. ママ(Piano Edition)

静かな時間帯に欠かせない一品なんだけど、ピアノというところがすごく新鮮。これはこれで暖かみがあって気分良く聴けるから不思議。

6. シリタイキモチ

Pleaseより。ハーモニカも登場でお洒落感満載。

7. 宝物
8. I miss you
9. マイシーズン

ここで新曲三連発。CDを聴いたわけではないので第一印象だけど、Pleaseの流れは感じるかなぁという創り。お洒落でライトな感じを醸し出してきてます。まあ、ジャケットがジャケットで女子感満載だし、この一年の流れをみればなんとなくつかめる曲たちですな。
SHUUBIらしい強烈なインパクトはそれほど強くないけど、お洒落で上質な風味が好きならとっつきやすい曲たちではないでしょうかね。

10. ハジマリノウタ

Set Me Freeコーナーの復活とか。第一回の再現という形で、【天使の見つけ方】という詩集から一篇朗読。
SHUUBIならではの世界観と存在感抜群のピアノ。そして一歩引いたところで絶妙な音を入れてくるドラムも見逃せない。

11. Drum Solo

SHUUBIがいったんステージを離れてる間、野口さん100%タイム突入。これでもかというくらいがっつりドラムソロ。SHUUBIの曲だとそんなにドラムが全開にはならないから、これはこれで新鮮。

12. NIJI

このあたりから上昇気流に乗っていきます。そして鉄板。もともとピアノの存在感は強いけど、ギターがなくてもそれなりに厚みを感じるのが不思議な感覚。うららかなに続く観客との掛け合いは完成の日を見るか。

13. Piano Solo

ドラムに続いて今度はピアノソロ。普段あんまりやらないから、わかっちゃいるんだけどさすがだなぁと思わせてくれますな。

14. ライダー☆

上昇気流に乗せるならこの曲は最適。次のアルバムにきっと収録されるであろう名曲です。ライブではもう何度か演奏されてるんだけど。会場が一体となって盛り上がる瞬間。

15. 雲よ月を覆ってしまえ

10年前誕生した、記念すべきデビュー曲。この曲なくしてSHUUBIは語れませんですな。あまりピアノという印象のない曲であるだけに、ピアノを中心としたバージョンは懐かしい中に新しさがあります。そして、当時のCDさながらに完全燃焼。

16. うららかな

ラストは定番。個人的にSHUUBIはこの曲なくしては語れません。ライブでは観客との掛け合いが定番ですが、今回はいつもより多く掛け合いましたな。最後はスタンディングオベーション。感極まるSHUUBI。この空間はライブならではの素晴らしさ。

Encore 1. 愛の詞

長い封印のときを経て、ついに解禁。個人的にも大好きな曲であり、どれほどか待ちわびた曲。この曲に出会ってなかったら、10年後の今、自分はここにはいなかったといっていいくらい、強烈なインパクトを残してくれた曲。この曲も、ライブでは長いこと歌われてなかった曲だったから、余計に感激したな。
バンドスタイルが似合うとは思うんだけど、今回は野口さんギターと座りSHUUBIというとっても貴重なバージョンであります。
最高。これだけでも、今日は来た価値があったな。

Encore 2. (新曲)

最後は新曲。さわやかな締めくくり。

新曲たちとドラム

今回はニューマキシを引っさげての10周年ライブ。てっきり今までライブでやってきた曲を入れてくるかと思ってたんだけど、今回は全部新曲。これはまず意外だったかな。ジャケットの感じといい、今までの雰囲気とは少しベクトルを変えてきた印象がありますかね。
ライブの中では、ドラムの野口さんの印象が今回はとても強かったですな。強弱自在な音作りのほか、こっそりとはもってくるコーラスが絶妙すぎ。ここしばらくは背広な野口さんの印象が強かったんだけど(笑)、今回久しぶりに本職を見て、改めてその素晴らしさに感動。

物販ですよ

そしていつものように物販には母妙子様。ライブ中は後ろのほうからSHUUBIを見守るなど、いつものようにお元気でありました。10周年のTシャツを買って、CDを買って、握手握手。
サイン会は長い列ができました。40分くらい待ったかな。前回のFCイベントでお会いした方とまさかの再会。後ろから観てた上に遅刻だったからぜんぜん気がつかなかったけど、声をかけてくれました。いろいろ話してたらあっという間に順番が回ってきましたな。
そのうちSHUUBIと対面。愛の詞が嬉しすぎて、やけにそっちの方向に話が行きましたが(笑)。次回の京都の話とかしてるうちにサインも出来上がる(笑)。そして肝心な「10周年&マキシおめでとう〜」を言うのを忘れる(爆)。
最後にハイタッチまでしてくれました。この辺の番外編も、最近ではライブの楽しみですねぇ。


そして帰宅。ちょっと久々のワンマン全力ライブだったけど、やっぱりたまにはこういう非日常もいいものですね。楽しめました。
素敵なライブを堪能させてくれたSHUUBI・野口さん・母妙子様・スタッフの方々に大いに感謝。


さ、次は京都だっ。

TシャツとCD
CDとサイン。妙にラブリー。