倉沢桃子バースデーワンマンライブ「生まれてきちゃった僕から君に」@渋谷SONGLINES 雑感
誕生日ライブ
前回7th floorでのライブで妙に気になっていた倉沢桃子がワンマンです。平日だと思ったら祝日だったんで、せっかくだから行ってみることに。こういう行きかたができるのは、東京に来ていいなと思う点でもありますな。
場所がわかりにくいSONGLINESですが、さすがに二度目ともなればそうそう迷いませんな。渋谷駅の人の波をかき分けるようにライブ会場へ。いつも書いてるが、相変わらず人しかいない渋谷駅。
看板 |
席を確保すると、寄せ書き用の色紙が回ってくる。誕生日ライブなので誕生日を祝う言葉を書くようだが、まだ1度しか歌を聴いてないアーティストの誕生日を祝うというのも妙な気分である。
今回のドリンクはカシスミルク。大酒飲みアーティストを前にソフトドリンクはだめだよね(何)。そうこうしてるうちに本人登場。ちょっとだけラフっぽく仕上げてきましたな。
アコースティックな世界
曲の詳細は、まだ聴きこめてないし省略。セットリストは以下のとおり。
- 今日まで、そして明日から
- ラストソング
- 人間らしく
- 笑顔
- 星になる
- ?
- 僕はお月さんじゃないから
- 君ん家
- にわとりと卵
- オレンジ
- キラキラ
- 生きていくから
- in the wind
- 空まで歩いて
- 光の道
- encore: それぞれの場所へ(おかえりなさい?)
星になる〜キラキラまでが夜的ライブ。夕方からの早めのライブだからとノリのいい曲を探したが、結局どっぷり夜選曲になったってあたりはいかにも倉沢氏らしくもある。
さすがにアコギ一本だと変化に欠ける感は否めないが、ラストソングとかin the windとか、心にしみてくる曲は確かに健在。
限定品ですよ
誕生日ってのも目玉だが、もう一つの目玉が限定CD。セルフライナーノーツ的なもの(謎)がついてきます。7曲入って500円とか、あり得ないくらいお得感。サインを貰い、少しだけ話もできましたよ。7th以来二度目。少しずつこの人の個性が見えてきた気がしたかな。
飾らないとか自然体とかそういう形を突き抜けた感じのありのまま。表情にはださないけれど、立ち振る舞いも歌のスタイルも素のままを貫くんだけど、淡々とアコースティックギター一本で人を引きつける魅力も持ち合わせる。高音発するときの表情の独特さもまた魅力。
そのあたりがこの人の魅力なんだろうな。アーティストらしさという感じもそんなにないところが何とも不思議。
前回に比べると、MCとかに多少の和やかさもみせ、ミッドナイトブルー全開なスタイルという感じもなく、一通りの雰囲気を感じることはできたかな。本当に酒好きそうだし(笑)。
いいもの聴かせてもらいましたよ。また機会があったら聴きに行ってみよう。
戦利品 |
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