解放区☆Jr.イベント「初・関西上陸!」〜夏は終わっても、この熱さは終わらない!〜@大阪Digmeout ART&DINER 雑感

MOONZERO2008-09-27

というわけで(どんなわけだ)ファンクラブイベントです。去年もそうだったけど、普通のライブと比べるとかなり毛色が違うんだよな〜このイベント。観客も濃いし。全員がSHUUBIのファンというディープ空間。
去年はこんな感じでした。
そして、同じTシャツで参戦する管理人(笑)。

穏やかな秋晴れ。ライブ晴れ男快調です。ただ、大阪に着いた頃には曇ってた。危うしライブ晴れ男(何)。
心斎橋駅を出たところで一瞬方向を見失うが、地図を頼りに無事復旧。方向音痴でも頑張れば何とかなるもんだ。
今回はライブハウスではなく、カフェバーの貸し切りにての開催。すでにこの時点で異色といえば異色。
しばらく待ったところでいざ開場。

いきなりの衝撃

今回は大久保さんが受付…ってこの人事務所の偉い人じゃなかったっけか。去年も今年もイベントでフル稼働なのでした。無料招待のイベントでドリンクチケットまで配布とはなんと太っ腹。SHUUBIイベントなのでビールという線も考えたんだけど、カクテルがあったんでカシスグレープでテンション充填。なんか最近はライブとアルコールがセットになってきてるな。
で。
入って何が驚いたってさ…

このあり得ない椅子の配置ですよ。


少し暗くて見づらいが、キーボードを取り囲むように配置された椅子たち。キーボードのところにSHUUBIがくるのは間違いないし、その真後ろまで椅子。少々のことでは驚かない予定だったが、SHUUBI登場前から完敗なのでした。せっかくだからと至近距離に座ってみる。
柵とか段差を挟んですぐ前にアーティストがいるというのはよくある話だが、スピーカー一個を挟んですぐ前SHUUBIという光景は非常にレアではないでしょうかね。距離にしたら2mない距離…。それだけでもすごいけど、真横少し後ろの角度から演奏を観るってありえねぇ…。いや、レアすぎる経験がすごく嬉しくはあるが、とにかくこの配置は驚きが先にきたな。

この写真…自分の席から撮った写真ですよ。この距離にアーティストを観る機会なんてまず考えられません。

いざ開幕

今回は前座に川原ちかよ*1さんが登場。私は去年の京都ライブ以来でした。いや、さすがはDJです。進行のキレの良さは
SHUUBIライブにはなかなかない空気。進行上の注意がされたあと、SHUUBI登場。ライブの雰囲気よりは気持ちラフな感じも受けるスタイルで登場でした。
前世が双子といわれるちかよさんとしばしフリートーク。有名なきんさんぎさん事件もやっぱり登場。

トークの噛み合わせも絶妙だし、ほんとに前世はどこかで繋がってそうな感じだ。そんな話とかデビューの頃の秘話とか出たりして。なんとなく緊張の面持ちのSHUUBIとDJのノリで進行するちかよさんのトークは着々と進行。
あらかじめ葉書に質問とかコメントを書いて送っておいたんですが、それにSHUUBIが答えるコーナー。もうこのへんはちかよさんの真骨頂ですね。今回はこの流れを見ても、トーク重視の流れは鮮明でした。
まず話題になることがなかった、SHUUBIの男性観とかも今回は話題にあがってきました。あのタイプはなかなかいないな〜(笑)。

ガン見

まったりとトークを楽しんでいたんですが。まさか自分のやつが読まれるとは。動揺してた上に、ただでさえ至近距離にSHUUBIがいる状況。しかもガン見を食らう。もうどっきどきですよ。ええ。まさか生きてるうちに、アーティストに真っ正面から至近距離でガン見されるとはおもわんかった…。なんかコメントを発しようと思ったけど…何も出てこない(滝;)。
あ、ちなみに話題自体は割と無難に「ビール&カレー」系でしたよ。だからこそ読まれることが予想外だったんですが。
いや〜、でも貴重な経験。イベントならではですよね。いや、イベントでもなかなかある話ではないけどさ(笑)。サイン会を遙かに上回るどきどき感に、いきなり頭の中が真っ白になってしまいました。
その後もちかよさんのキレの良いトークSHUUBIのまったりトークが素敵なかみ合わせで展開。アルバムの発売時期(ほぼ確定)もおそらくはじめて公に発表されました。正式に確定すれば、そのうちサイトでも公開されることでしょう。


そして。



衝撃のイベントが。

童心に返れ

ファンクラブイベントです。
どんなに低く見積もったって、会員層の平均年齢は20歳くだらないはず。
キーボードの周りに円形に配置された椅子にはちゃんと意味がある。その言葉の意味をここで改めて思い知る。


椅子取りげいむ。


まさかまさかまさかです。SHUUBI的親睦。しかし賞品は半端じゃない。

  • Dummyの頃のTシャツ。SHUUBIも手放したくないほど超レアらしい。
  • タイでしか発売されてないSHUUBIのグラビア写真入り雑誌。SHUUBIはあと9冊持ってるらしいが国内未発売。

私はとりあえず両方とも準決勝で脱落しましたが、やってみればテンションも上がるもんです。特にTシャツのかかった一回戦のSHUUBIはかなり本気だったっぽい(何)。
そして決勝に残った人のリクエストで「愛の詞」を弾き語りワンコーラス。一発でヴォーカルスイッチが入るSHUUBIもすごいが、意外にピアノでも生える「愛の詞」の懐の深さを改めて再認識。というか、罰ゲームで持ち歌を歌わされるアーティストって…(爆)。
二回戦はSHUUBI生演奏による椅子取りゲーム。豪華なんだかチープなんだかもうよくわからん(ぉぃ)。皆コツを得たようで、一回戦より妙にハイレベルな戦い。開催した店にとっても史上初らしい(当たり前だ)椅子取りゲームは、盛り上がりのうちに無事終了。


確認しておきますが、アーティストファンクラブイベントのレポですよ〜(爆)。

古川氏登場〜歌モードへと

落ち着きを取り戻したところで、クールダウンを兼ねたのかこの日一曲目はラブソング。普通〜にちょっとマイナー目な曲を引っ張ってくるところがさすがはファンクラブイベント。ちかよさんが打ち合わせとか全くしてないって言ってたけど、曲順とかも決めてなかった感じがしたのは気のせい?ライブとは全然違うリラックス感もそこにあったかな。
そして…古川昌義氏登場。言わずと知れたギタリストですが、SHUUBIと表に出てきてセッションするのは初らしい。私は初めて知りましたが(汗)。椅子取りゲームが最初じゃなくて良かったね〜(違)。トークは寿司ネタから。ネタのない寿司屋のネタでひとしきり盛り上げるのでした。そうですよ…やっぱりこのゆる〜いトークSHUUBIの真骨頂って感じがしますねぇ(笑)。
そんな流れで次の曲…Please(ASKA曲カバー)SHUUBI曰く眠くなる曲らしいですが(ぉぃ)。でもテイストは確かにASKA風。ピアノとギターが奏でるおしゃれなセッション。
そしてここからSHUUBIが静かに大暴れ(何)。古川さんに無茶振りですよ、ええ。どこまで打ち合わせなのかはわからんけど、古川さんの雰囲気を見るに、おそらくほんとに予定外だった風味。そしてギターソロで選んだ曲目レディーマドンナ。素敵なギターテクニックを披露してくれました。突然に無茶振りに動じても演奏に曇り無し。さすがプロ。

そして終演迫る

このあとはアルバムな話とかも出つつトークが展開されましたが。そんななか、古川氏とSHUUBIのアドリブセッションが炸裂。晴れ女と雨男(仮題)。最初にキーだけ決めて、古川氏のギターにSHUUBIが詞を乗せてアドリブで歌っていく。今日大阪が曇ったのは古川氏の分だったのかとか思ったりしてた中ではあったけど、アーティスト同士のプロの競演。そんな素の姿を垣間見た気がした。やっぱりすごいな、この人たちは。そんなプロ魂に感動してました。


ラスト。NIJI。まあ、それ自体はライブの鉄板曲だったりもするわけですが。古川氏のギターで聴くNIJIは今日が初めて。



…これが…半端じゃなかった。ほんとにすごかった。



古川氏のギターが鳴ったとたん、思わず身体が震えて涙腺崩しかけました。古川氏は言うまでなく素晴らしいギタリストなんだろうけど、これ聴いたら身をもって体感できますな。聴き慣れた曲のはずなのにこんな感覚…こんなリラックス空間にあっても、やっぱりプロってすごいんだなっていうのは存分に感じさせてくれましたよ、ええ。曲に限っていえば、これを聴けただけでもうお腹いっぱい。いいもの聴かせてもらって幸せな気分。目頭が熱くなって、頭が真っ白になってました。最高。

そして宴の後

SHUUBIも感極まったのか、締めの言葉をちかよさんから振られて涙ぐんでました。SHUUBIよく頑張った。しばしの休憩のあと見事に復活する様はやっぱりさすが。
前回よりも「集い」的イベントの色を鮮明にしてきた今回。試みとしても面白かったかなと。
前回はここで記念撮影。衝撃のサプライズと相成ったけれど、今回はちかよさんの前振りもあったからそろそろかな〜という心構えが。しかし…


自前デバイスでツーショット写真撮れますて。


まぢですか。本気ですか。贅沢過ぎやしませんかお姉さん*2。ポラロイドやら写ルンですやらおもしろデバイスも登場。ちかよさんが食いついていましたな。私は普通に携帯でした。最近調子が悪くフラッシュが安定してないのが痛かったけど。とりあえずフラッシュOFFで画素数だけMAXでスタンバイ。2592×1944なんて使ったことねぇよ。
ちかよさんが場を必死で仕切る。聞けば、結構押しているとのこと。その時点で4時ちょっと過ぎだったから、5時くらいで終了なのかなと思ってたら4時までの予定だったらしい(爆)。そりゃちかよさんも焦るわな…。ちかよさんの持ち分は予定通りだったらしく、いす取りゲームとトークが計算外だったらしく(何)。

ボケ気味だが、撮影会の様子。普通にキーボードが置かれているのがすごいことなんですが。


んで私も撮りましたよ。あとで見たらポーズ的には今ひとつな感もあったけどまあ気にしない。今回はサインOKとのことで、ポータブルプレーヤにサインをもらいました。Tシャツとかエコバッグも考えたんだけど、タイミングもあったのと、いいところで目についたんで。DKさんの名前を出せば二人はブログで繋がる(笑)。NIJIの流れもあって頭の中が感動から冷め切ってなかったのか、何をしゃべったのか正確には記憶にないんだけど。「NIJIで涙でました」ってしゃべったのは覚えてる。あとはブログの話をしてたかな。SHUUBIがブログを見ててくれたとか(謎)。どきどきばくばくな空間なのでした。とにかくこうして写真を撮ってしゃべってるということ自体が信じられない経験だったからね…。あとから見たら、ちょっと顔がてかって感じもあるんだけど、そんなこと以上にこの写真貴重です。レアです。宝物です。


そしてそのあと、母妙子様と半年ぶりくらいの対面。見る度に若くなってる気がするのって気のせいでしょうかね。今回も物販からSHUUBIをサポートなのです。ようやくフラワーボイスTシャツの新デザイン版を確保。あとはエコバッグですね。これ欲しかった〜。いや、近くのスーパーも来月からビニール袋が有料になっちゃうし(笑)。SHUUBIグッズで日用品としてばりばり使うことになるのはこれが初めてかな?
そして時間が押しててちょっと慌ただしい余韻を感じつつ、店をあとにするのでした。

4時までだって言ってたのに、5時が迫ってました(笑)。

今回は

とにかく座った位置が位置だっただけに、今までにない感覚でトークなど楽しむことになりました。2mも離れてない距離…しかも同じ高さにSHUUBIがいたってのもすごかったけど。演奏中のSHUUBI横から観るということで、

  • NIJIでキーボードを操る手を存分に眺められた。
  • 楽譜が何となく見えた。
  • 前にギターとキーボード、後ろにミキサーという雰囲気を楽しめた。

など、すべてが新感覚。そして、音楽面ではNIJIのような涙腺直撃弾もやっぱり健在。とはいえ、今回は持ち歌そのものってよりは随所に見られた「アーティスト:SHUUBI」が魅せる雰囲気を楽しませてくれた方の印象が強かったですねぇ。椅子取りゲームのアドリブ生演奏に始まり、即興セッションであったり、ASKAカバーだったり。あ〜やっぱりこの人はすごいんだよな〜って随所で思わせてくれるのでした。至近距離にいたって、親近感がウリのイベントであっても、アーティストとしてのオーラがそこにあるという感じ。ちかよさんや古川氏にも共通するんだけど、やっぱりプロとしての雰囲気が、ジュニアとの違いを感じさせるなって感じで、そういう感覚を楽しめたのは今回地味に一番の収穫だったかも。
あ、もちろんFCイベントならではのリラックス空間であったりゆる〜い時間だったりというおもしろさも健在でしたけどねぇ。


来年はいよいよSHUUBI的DECADE。アルバムも出るし、どんな年になるのか…少し気が早いけど、今から楽しみですね〜。その前に今年も秋京都とかクリスマス京都とかあるのかな。


さぁ、来年のイベントは沖縄だっ(マテ

帰宅


戦利品のTシャツ2着とサイン入りポータブルプレイヤー。

エコバッグ。




しばらくライブに行けてなかったんだけど、今回改めてSHUUBIの魅力を再認識した次第。歌中心のライブとはまた違う魅力がそこにある。

*1:京都でパーソナリティをしている。SHUUBIとはデビューからの旧知の仲。きんさんぎんさん事件はあまりに有名。

*2:年齢だけでいえば私の方が半年だけ上ですが(笑)。