ザ・キューブ「9周年アニバーサリーライブ」雑感。

というわけで行ってきました京都駅でセプテンバロケンロ☆。連絡通路を使ったフリーライブなのです。聞けば8周年も参戦していた模様。
これでSHUUBIライブを観に来るのも四度目になりますが。

毎度微妙にパターンを変えてくるSHUUBIライブ。今回は京都出身井出泰彰氏と送る素敵なひと時。二人ライブのときの井出さんは、その万能ぶりをいかんなく発揮。ギターにキーボードにコーラスにと幅広くステージを彩る様が素敵です。シンガーソングライターだというのは知らなかった…。

看板。髪が長いときのバージョンかいw。

会場はこんな感じ。連絡通路がステージに変身。

THE CUBE。某2DXの曲名ではない。

対面はこれ。
今回のライブは「第一部」→「サイン会」→「第二部」→「サイン会」てな流れで。スタッフの段取りも良く、混乱もなく堪能できましたな。しかし、ライブ前に流れてるCDの楽曲だけで震えてる場合じゃないっての>自分

ノリノリ第一部

写真見ればわかるんだけど、ステージ後ろにドア。そこから出てくるんだと思ってたところに横から出てくるSHUUBI。いきなりフェイントかい(笑)。しかも帽子。今までにない出で立ちで登場…ってSHUUBIのスタイルは毎回見事にイメージチェンジはしてくるけどね。今回はpiranha中心でしたな。Uが二つでSHUUBI。そんな自己紹介でいよいよ楽曲スタートなのです。

NIJI

SHUUBIで鍵盤と来たらこれがないと始まりません。指捌きに声に表情に。アコギ+鍵盤編成でも全く色褪せない魅力がそこにある。

ライダー

新曲陣では、これまでに一番歌われている曲でしょう。次期SHUUBIの軸になってくる曲でしょうな。これもドラムが似合う曲だけど、鍵盤とノリのよさのマッチ感も見逃せませんな。

夏物語

ここでしっとり系弾き語り。夏フェスでも登場した復活曲。この流れだと、新作アルバムに載せてくるかもしれんな…。

ハジマリノウタ

来ました。青い舞台が似合う曲だけれど、こういうのもいいですね。全身で表現されるハジマリノウタは、まさに第2期*1SHUUBIの代表曲。井出氏の鍵盤との相性も最高ですな。

うららかな

今や締めの代表曲。初期のSHUUBIを知る一ファンとしてもうれしい選曲の一つ。さすがに観客一体まではいかなかった感はあれど、アコギVer.のうららかなの良さを改めて実感。

第一部のSHUUBI

今までになくノリの良いSHUUBIに出会えた気がするのだけれど。MCが弾けてた気が。ナポリタンと焼きそば最高(ぇ)。この勢いで10周年でも京都で会い見えたいものですな。後述第2部との比較でみると明るいノリで定番系を持ってきてたというのもあるんだろうな。一番大きいのは京都でのライブってのと2年連続のアニバーサリーライブってところだと思うんだけど。雨が心配されたライブではあったが、辛うじて曇りを死守。アーティストが晴れ女で観客にライブ限定晴れ男。雨など降らせんわ!w。
…ライブ終了と同時に突然の夕立。さしずめライブ後の歓喜の雨。harvest rain。晴れ男ぶりも雨男ぶりも存分に発揮(笑)。

サイン会

管理人にとっては、少し前までなら間違いなく無縁だったはずのイベントがこれ。まさかアーティストと直に対面するという体験をするとはな…。ともあれ、ものすごい緊張しながら、机をはさんでいざ対面。

対面までの挙動不審

サイン会ってよくわからんのだが、とりあえず前の客の様子から買ったCDはその場で開封するということは確認。
サイン会でアーティストと何を話していいかなんてさっぱりわからん…。テンパリながらも突破口は仕込んでおいたんだよね。

これ。多分誰も気づかないけど、SHUUBIなら100%気がつくネタ。それでもどきどき…しかし表面上は平静を装いながらいざ対決。

いざ対面

接点は意外なところからきた。タオルはほぼ計算どおり話の種にはなったが、それ以降は既にテンパってた。

し「誰宛で書きましょうね」
D「っと…『DK』で。」
し「あぁ…ブログに書き込みしてくれる人?」
D「!…そのひとです。初めまして(照)。」
し「いつもありがとうね〜また更新するからね〜」
D「私もブログ書いてるんですよぉ。」
し「そうなんだ〜。宣伝しといてね(笑)。」
D「えぇ、してますですよ(笑)。」

細かいところはともかく、おおむねこんなやりとりから会話は続いていった。確かにブログにコメントは入れてた。それより前からBBSにも参戦はしてた。BBSについてもSHUUBI自ら書き込んでたりしてたから名前くらいは見てたろう。しかし、まさかあの場あの瞬間にこうして繋がるとは。ほんの少しとはいえ、SHUUBIの脳裏に自分の名が印象に残っていたのだと思うと、それだけで胸が熱くなったな。
その後はすっかりテンパってしまってたから、何を言ったのかよく覚えていない。表面上は平静を装ってたけれど。最後に「またライブを見に行く」といったことだけは覚えてる。「是非きてください」と返してくれてたのも覚えてる。あとから思えば、伝えたいことはもっとたくさんあったはず。「頑張ってください」ともう一言言っておきたかったとか。もうちょっと気のきいたことも言えたのではないかとか。
でも。
でも…もう十分だった。DKの名を知っててくれた。目の前で直筆サインを書いてくれた。直接話もした。それ以上望むものなど何もない。あの日あの瞬間の出会いとSHUUBIに心からありがとう。
…この年になって今更ながら、サインに喜ぶファン心理をおおいに感じた気がした。

直にみたSHUUBI

ごく間近で話をすると普通の女性…見た目でいえば年のころよりは幼くも見える。まあ、当日のファッションによるところもあったけれど。歌っているときの輝きとはまた違った一面。
握手する。
華奢。想像以上に華奢な手。
小さい手ごたえ。一体、この手のどこからあれほどの鍵盤力やパワーが溢れてくるのか…。
そんなことを思いながら少し駅を見て回って第2部を待つ。
サイン会終了後、何事もなかったかのようにキューブ方面に消えていったSHUUBI。こういうところは実にあっけらかんとしてるよな。

しっとり第二部

しばらくして、何事もなかったかのように戻ってきたSHUUBI。何を買ってきてたんだろか(笑)。観客も入れ替わり第二部。目の前の帽子は、紛れもなくUが二つでSHUUBI。そんな自己紹介でいよいよ第二部スタート。

ライダー

今度はオープニング。前半のテンション稼ぎには最高ですな。ピアノの勢いもとどまるところを知らず。

ドアの向こう

新曲の波状攻撃。次期SHUUBIの形が固まっていく様が見えてきますな。P-Proの頃から登場してきたこれらの曲。CDリリースバージョンが待ち遠しい。

Father

井出氏の曲をSHUUBIでカバー。しっとり良曲。双方のコーラスが綺麗にはまってお二方ともさすがなのです。井出氏の声ってコーラス向きなのかなぁとかふと思ってみたり。最近のSHUUBIはこの手のカバーネタがお好みっぽい予感。MCの掛け合い最高。

ママ

FatherといえばMotherというわけでこの曲。聞けば第2期SHUUBIのまさに始まりの歌。
しかし。このテンションのSHUUBIというものを初めてみた気がする。「小雪」見たいな楽曲も作れる人だが、ライブで感極まるというタイプのキャラクタではない。しっとりはするが涙は見せない。そんな人が歌で声を詰まらせる。それほど思い入れのある曲や思い出なんだろう。今SHUUBISHUUBIであるきっかけの歌。この歌にSHUUBIならではの重みを見た。

アラタモノ

最後はこの曲。うららかなとともに初期SHUUBIの歌から残ってきた曲で今や定番。ギターのみでの演奏は珍しい…というか初かな?タンバリンと鈴がきたから、春夏秋冬あたり持ってくると思ったんだけどね…やられた(笑)。
ここで大いなサプライズ。観客を巻き込むSHUUBI。鈴を持たせたSHUUBI。リナと名乗ったその人にスズリーナとか命名してしまったSHUUBI。演出かと思ったら素で歌詞を忘れてたSHUUBI。ちゃきちゃきなノリで楽しみました。観客と一体になる術を心得てるなぁと思ったひと時。最後にばっちり盛り上がり、最高の雰囲気のままエンディングを迎えました。いや、ホントに楽しかった。

第二部のSHUUBI

第一部と比べて落ち着いた感じのステージ。これはまあ曲調によるところが多いんだけど。SHUUBIのいろんな感情を見せてもらった感じでこれまた新鮮。多彩なサプライズと次期への期待。そんな第二部でした。

その後は

第二回のサイン会。だったけど、二回もサイン会に参加するのはどうよと思ってそのまま帰還。今までとは全く違う充実感。京都のSHUUBIは一味違う。そんな感じを受けつつ再びライブを見に行けるのを楽しみにするのでした。夕飯はSHUUBIに敬意を表しつつカレー。
秋一つ目の解放吉日Set Me Free。楽しかった。最高でした。
またいつか再び。
シュウビノコエヲキカセテ



今回の戦利品は↓。視聴用とは別に宝物にします。

*1:便宜上、FREE以降を勝手に第2期と表現してみた。