名古屋初上陸@名古屋Electric Lady Land

梅雨に入った6月の名古屋の中で、きっちり晴れてくれました。これでライブ絡みは3連続で晴れw。
今回はワンマンではなく、5組6人が入れ替わり立ち代りでのライブです。なんとSHUUBIがトップバッター。

三枚目の張り紙ラッシュは、「飲食物持ち込み禁止、撮影禁止、携帯電話禁止」の数々。ちょっと引いた(爆)。

さて。今回は座りでした。想像以上に長丁場になったため、これはこれでよかったのかもしれない。あえて最前列、ピアノの正面に陣取ってみたら、予想通りNIJIのときにSHUUBIが正面。3m位の至近距離でSHUUBIを見てました。他の曲は舞台正面で歌っていたから少しだけ角度がついたけど、それでもずいぶん近かったw。
今回の目的は確かにSHUUBIなのだが、せっかくだからということで初見のアーティストの中で今後要チェックな音楽に出会えるかどうか期待もしてみようということで、その辺の結果もレビュー。
あ、そうそう。結局ジーナ・K [DVD]を買ってしまった。内容が気になるというより、ほとんどコレクタ魂のみ(爆死)。

SHUUBI

ちと緊張気味だったのかしらん?MCがちょいと固めだったような^^;。まあ、観客が座りな上に全員がSHUUBI目当てじゃないからやりにくいってのはあったんだろうけど。予想通りW杯はネタに持ってきたなw。
でも歌が始まってしまえばそこは一気にSHUUBIの世界。ハジマリノウタの青い世界も健在。ただ今回はSHUUBI的フルバンドではなく、サポートメンバとして井出泰彰氏を迎えてのライブとなったのでした。でもまあ、ライブならではのアレンジが楽しめたという意味ではこれがまた心地良かったんだけどw。
「風と星と月と雨」以外はライブの定番を並べてきたSHUUBI。ファンはもちろん、初めての人を引き込むのに十分すぎるラインアップを惜しみなく持ってきましたですな。嬉しかった。
ライブが全て終わったときに思ったこと。「やっぱりSHUUBIが別格かな…」

NIJI

オープニングはSHUUBI的ピアノ。定番だし、SHUUBIの豊かな表情を存分に楽しめる。掴みとしてはやっぱり鉄板ですなー。ギター一本とピアノだけでも味があります。さすがは飽きない名曲。

風と星と月と雨

ピアノアレンジ。
これは…きた…。今回これをもってくるのは完全に予想外でした、はい。そして、今回一番の琴線直撃。涙腺にまで響いてきました。もともとSet Me Freeで一番好きな曲だったから余計なんだけど。
今日は、これを聴けただけでも来た甲斐があったというものです。この一曲だけでも存分に幸せでした。

ハジマリノトキ

青い世界再び降臨。ピアノだけで奏でるのもいいもんですな。…もともとピアノが軸張ってるからそんなに違和感もないのかな。意外と言えば意外な選曲だったんだけど、SHUUBIの名古屋ライブがここからハジマリという意図と思えば至極納得。

うららかな

もはやライブ必須曲になってます。初の名古屋でも、この曲で観客と一体で楽しめます。ギターアレンジだけどパワーは十分って感じで楽しめたし、ハモリパターンもライブならでは。良い曲はアレンジしても褪せないねー。

SHUUBI

他のアーティストを見ながら思ってたことでもあるのだけれど。髪をショートにした影響も多少あるのか、他のアーティストと比べると、歌い手という雰囲気のオーラが薄めな感じがするのは気のせいか。天真爛漫というか、ライブを楽しみ、観客との一体感を楽しむというほうが前面に出ている感じがする。MCとか舞台を広く使うあたりとか、相対的にこなれてる感じだったし。
それもまたSHUUBIの魅力ってことになるのかな。


満足度95%。時間が短かったのだけが残念だったが、他は何も言うことございません。その場にSHUUBIといたという瞬間的な絶対の奇跡。そんな幸せの瞬間にありがとう。
さて、ここからはその後に見たアーティスト関連。
誰か一人くらい、今後のようチェックの対象に出来るかなーと思って聴いていたけど、残念ながらそこまで気になるアーティストはいませんでしたな。かといって全く駄目ってことではなく、中の上な印象のアーティストがそろい踏みしたような風味。それなりに個性とよさはある人たちでしたよ。

竹仲絵里

入り口でもらった冊子を見てて一番期待してたのがこの人。容姿のスレンダーで爽やかーな感じが好みだったというのはあるけど(笑)。曲自体はバンド形式で至極普通。声量が必要な場面では通った声がきれいなんだが、静かな場面の声がいまいちかなぁ…。ベースのはじけた音取りは結構気に入ったんだけど、最新のマキシ曲という曲ではそれが消えてた…。

山田タマル

声は芯がありながら綺麗だし、楽曲もそんなに悪くない…んだけど、なーんか地味で垢抜けない印象が拭えない…。それさえ抜ければかなり面白い存在の人にはなりそうな予感。個人的には、余計な楽器を入れない曲のほうが栄える気がするな…。

矢野真紀

今回一番要チェックだったかなって人。歌がというよりキャラがというほうが正確だが。どこか鬼束ちひろっぽくて、ピアノだけの楽曲なのに迫力ある歌い方する人。自分の内部と至近距離に、強烈な自分の世界を造りこむタイプの人だな。
だが、この人の場合はキャラが濃すぎて逆に歌の印象が弱くなってしまった^^;。4曲目のとか結構気になる曲だったんだけど。この人、今までに見たこともない感性を持ってます。他の人では決して喩えられない濃厚キャラ。全弾ツボに叩き込まれました…。なんでライブで五月病の話で盛り上がれるのだ。ライブのMCの部分だけDVDにならんかな(無理)。
除湿機の水は濾過しても飲めないと思うんだけどな…。

高鈴

「こうれい」って読むらしい。一青窈を意識してるんだかしてないんだがという感じのキャラと楽曲。意外にギターの人のキャラは面白いという以外はそんなに見所はなかったな。ただまあ、「アンコールを待たせない高鈴です」はなかなか語呂が良くて名言w。