やうこコンサート2009 in Fuji 十三夜 月待ちの「かぐや」＠大富山 永明寺 雑感
寺コンサート
コンサートっていうと、だいたいホールのようなところを想像しますわな。実際、去年のやうこコンサートも、富士市のロゼシアターでやってたし。
だが、今回はまず会場が異色。
寺の庭。
有名は有名らしいんですが、それにしたってインパクト強い場所セレクト。
こだま使って新富士駅に到着後、送迎してもらうことに。…まあ、あんまり交通アクセスのいい寺ってのもないよな（笑）。
ロゼシアターを通過して、今回のライブ会場の永明寺に到着。本堂が受付会場になっております。
さて…寺の庭はいいんですが、問題は天気。なんといっても相手は無敵の雨女です。雨なんか降らないといいなぁと思っていた矢先に…
朝から雨かい。
昼から曇りまでは戻るっていうし、どうにかならんかな…という希望を胸に移動してたら、雨止んだ！これは期待ができるぞと思ってたら結局本降り（泣）。雨女っぷり全快のかぐや姫でありました。
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| 駅にいたかぐや姫 |
そんなわけで場所が本堂になったわけですが、人数が300人位…？今までのライブとかに比べてかなり多めです。本堂にぎっしり人が入っておりまする。
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| 寺と楽器とスーパーセッション |
雨宮さん（バイオリン）と平松さん（チェロ）が浴衣でスタンバイする中、厳かにかぐや姫登場。そして演奏へと。
しっとりコンサート
今回は、しっとり目の鉄板が強力でしたな。雰囲気としてもここしかないという感じの曲が大量16曲。コンセプト重視なコンサートながらも、曲たちの魅力は存分に味わえそうなラインアップ。
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| 演奏中１ |
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| 演奏中２ |
02. 感情構造線
しっとり目重視な雰囲気にジャストフィット。打ち込み重視とはまた違う弦楽器の妙。ライブだとやっぱり際立ちますねぇ。
03. Canaria
今回はどんどんいきます。ここでこっそりとパーカッション登場。ピアノ主体ないつもの感じに、いいアクセントになってました。
04. 桜
ライブの桜は高速仕様。ゆったり感のあるCD盤とは多少趣が異なるけど、最初の部分とか盛り上がりの部分とか、旋律の美しさは大いに健在。ライブで聴く桜は大好きです。
05. すいふよう
この曲もライブ向けですな。弦楽器の響きがとてもよく似合う。そういえば、今回はキャンベル氏がこの曲で踊らなかったな。
06. soul mate
サビのインパクトといえばこの曲だけど、今回はパーカッションがいい存在感を出してましたな。
07. ice land
新曲系。アルバムの一曲目とかが似合いそうなこの曲は、バックで鳴ってるキーボード（？）の存在感が好きですな。
08. ジャンベ solo
今回のレアサポーターである藤川氏によるパーカッション披露。繊細な音作りの多いやうこワールドには珍しい感覚かもしれませんな。
09. sibylle
新曲系。中盤は新しいものの流れを汲んできてますな。これもアルバムに入ってほしいなぁ。
10. 森夜
インスト。強弱のインパクトが凄いことになってます。こういうスタイルって珍しい気がする。
11. 返り咲き
AsiA収録曲は、今日のような雰囲気には良く似合いますな。チェロ音が結構好き。
12. 月の夜に
かぐや系。立って歌うやうこってなかなか珍しい気がしますな。巫女風な出で立ちでキャンベル氏が登場。庭で完全形を見たかった…。
13. Ballad 〜愛屋及烏〜
ライブでの鉄板なんだけど、これを立って歌うとは思わなかったな。なんだかかなり新鮮。
14. アジアの花V2
最後は思いっきり盛り上がりました。キャンベル氏の踊りは何回見ても覚えられん。
15. encore1.再見
実行委員会がファインプレー（笑）。曲はいつものとおり楽しめましたな。弦楽器の厚みがまた心地よくて。
16. encore2.robin's blue
オーラスにこれをもってくるとはちょっと意外。まあ、今回はしっとり繊細な感じがベースだったし、そういう面ではナイスな締めかと。
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| 演奏中３ |
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| SENSE |
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| 天女舞う |
物販
これだけ人数がいて、しかも地元。さすがにゆっくりと話してる場合ではなかったですな。でも、いつものとおり挨拶していつものとおりにCD買ってサインをもらう。なんだかすっかり常連です（笑）。
ポスターがあったから買おうかどうか悩んだけど、雨降ってたし断念。まあ、この場で素敵な演出を見せてくれて、素敵な音を聴かせてくれたことが何よりも思い出ですな。
帰宅〜
送迎車に揺られて駅へ。そこから東京に戻りました。
なんか風が強かったけど気にするな。
異様な風雨だと思ったら、台風が来てたのね。気合を入れるのはいいんだけど、お願いだから龍神パワーまでマックスにしないでください（死）。
地元の多くの力によって素敵なライブが出来上がってました。ライブハウスもいいけど、こういう変わったタイプのもいいものですね。
ice landまで一気に歌いこみ、そこからはトークも混ぜつつというのもこういうコンサートならではなんでしょうかね。立ちやうこといい、普段のライブでは見られない面白いものを見た気分。まあ、地元以外の人がほっとんどいないという意味ではレアキャラでしたが（笑）。
来年こそは晴れてほしいとかすかな希望を祈りましょう（何）。
素敵なコンサートを演出したアーティストの方々・スタッフの方々・実行委員会の方々・住職に感謝。
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| サインー |
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| パンフと半券とサインCD |
