SHUUBI BIRTHDAY 0402 '09 〜プライベートプレゼンツ☆ついに呼んでしまいました〜 SHUUBI VS 母TAEKO TALK & LIVE SHOW 雑感

MOONZERO2009-04-02

さて。もうタイトルからして異色のライブ。こんなコンセプトのライブ自体がまずレアだと思う今日この頃ですが。その上にゲストをありえない角度から呼んでしまってます。ファンはもちろん、当人にとっても未知の領域じゃないでしょうかね。

さて。当日は突き抜けるような快晴。晴れ女パワーここに極まれり。ひょっとしてここ数十年、4/2は全部晴れじゃないのかな(笑)。

これぞ快晴。

ライブ会場に向かうわけですが、場所が非常にわかりにくい(汗)。道を聞きながら移動し、到着したら開演寸前。ひやひやもんでした。後日談によると、同じような状況だった人がまだいたみたい。

非常にこぢんまりした会場で、キーボードと最前列が異様に近く、最後列でも普通のステージの前から2〜3列目くらいの感覚でした。フォーメーションは去年のファンクラブの再来(笑)。

1st Stage: あれ?ゲストは?

アンケートを書いているうちに開演。なんか、後ろから見知らぬ人が司会と称して登場。


誰 や ね ん お 前 は


…と思っていたら…


野口カオル氏じゃないですか!(爆死


背広にオールバックで黒縁眼鏡…見た目じゃわからん…。フルバンド時にドラム叩いたりギター弾いたりしてる人ですね。あーびっくりした。そんな野口さんに呼ばれて、パーティスタイルでノースリーブなSHUUBIが登場。
司会は本業じゃないとずっと恐縮してたけど、もともとトークが面白い人なのもあるけどなかなかいけてる進行っぷりを見せてくれました。そのあとSHUUBIも後ろから登場。母TAEKOは…後ろのまま。どこでくるんでしょうかもう一人の主役。
前半はSHUUBI vs KAORUな構図でトークライブが展開されました。その中で野口氏の例えがいくつか出てきたわけですが。

  • 安住アナ
  • (相棒の)右京
  • 古館伊知郎
  • 執事
  • 結婚式にいそう

ここからどんな出で立ちだったかは想像してください(何)。ちなみにSHUUBI

  • 安藤美樹(割と言われるらしい)
  • 結婚式にいそう

こんな感じでした。ここから(略)。まあ、そのうち公式サイトに写真が出てくるでしょう。意外に野口氏が写ってなかったりしたら本人泣くだろうな(爆)。
雰囲気としては、SHUUBIのゆる〜いトークを野口氏がそれなりに纏め上げていく感じの展開に。司会自体も笑いが取れるのがこのトークの強みですな。脱力したり笑ったり…でも歌のラインアップが凄すぎて、見聴きする側のギアチェンジも大変なのでありました。
特に前半は濃い曲多数。そりゃまあ、このイベントに来る人はそれなりのファンばかりだろうしまるっきり問題なし。むしろ珍しい曲を聴ける嬉しさが先ですねぇ。

0. トーク抜粋
  • SHUUBIトロンボーンが吹けるらしい
  • 父の名が明かされた。
  • 母TAEKOは三カ国語が話せるらしい
  • 野口さんがジーナの台本持ってきてた
  • 岩隈LOVE
  • わたくし、テレビっ子でございます。
  • わたくし、ゲーマーでございます。RPGとかやったり。

ゲーマーってものすごく意外。音ゲーだったら友達になれそうだけど(何)。そういえばSHUUBIって、この手の生活感のある話があまり似合わないキャラだったりするしねぇ。

1. 春夏秋冬

本人曰く、オーラがゼロになる曲らしい(笑)。確かにまあ、非常にほのぼのとした曲ではあります。さすがに一発目に持ってきたのは思い切りが良すぎたと言えなくもないですな。動揺してたのか3回ほどミスってるし(爆)。
それとは別で、野口さんのカスタネットさばきがこれまたお見事。さすがは元パーカッション担当。

2. ハジマリノウタ

春夏秋冬からハジマリノウタというありえない展開もこういうイベントならでは。逆はDVDで観たんだけど。ピアノ弾き語りが自身初というのはちょっと意外だったかも。これはピアノ単独でもいけそうな感じの曲だし。
SHUUBIらしさを味わえる名曲であります。ピアノ単独でもそれは例外じゃない。

3. 会えない人

16〜17の頃に作った、父に向けて作った曲だとか。野口さんのギターで歌ってました。
…まさかこの曲を聴ける日が来るとは…(一回目)。愛の種目収録で良い曲なんだけど、決して目立つ曲ではないし、完全ノーマークでした、はい。SHUUBIの声の量感がぐっと増すサビはやっぱりいいですね。そして、野口さんのコーラスの妙も見逃せない魅力。

4. 悪い娘と呼ばないで

16〜17の頃に作った、母に向けて作った曲だとか。
…まさかこの曲を聴ける日が来るとは…(二回目)。今回私の中では最高の一曲です。元はギターのディストーションな世界なんだけど、今回はピアノとアコギ。それ以上に、声の印象がだいぶ違ってはいましたね。元はだるーい感じの歌い方してたから。今回はナチュラルなSHUUBIで少し清々しさを含んだ感じになってました。野口さんコーラスはここでも絶好調。
…良い曲はいつ聴いても色褪せないし、楽曲構成が変わってもそれなりの魅力をみせてくれますな。いいもん聴かせてもらいました。

5. ママ

そして最新版の母向け曲。しっとり曲としては定番ですが、ピアノ版はとても珍しい(だいたいギターのはず)。穏やかな空気が会場を包みます。この後一旦休憩。ゲストは後半まで温存しておくようです。

2nd Stage: 登場

再び結婚式の司会(違)が登場。お色直しでもあるかなと思ってたが、さすがにそこまでの変化球はなかったな(笑)。しばしSHUUBI vs KAORU対談の後、ついに登場。


母TAEKO


満を持して登場、しかも三人の真ん中に着席(笑)。「たえこ〜」って恥ずかしそうに呼んでたSHUUBI。一切打ち合わせ無しのガチンコ勝負の始まりであります。
でもまあ、SHUUBIが撃墜されたのは最初の「子供の頃」ネタくらいだったね。あとは楽しくもあり感動もあり。SHUUBIが生まれたときのエピソードまで飛び出しております。これは母TAEKOじゃないと話せません。
その他抜粋

  • 野口さんは桜マニア。
  • 親子共々桜が好き。
  • スポーツ好きは血筋か。
  • 掃除大好き母TAEKO
  • 日本語/英語/ポルトガル語
  • タイのイベントに絡んで恩を売る母TAEKO(笑)。

その後母TAEKOから物販に絡んでコメント。一人一人の顔をみるのが本当に嬉しくて。そんな話をしている母TAEKOをみると、SHUUBIの「人に会うために歌うんだ」というコンセプトもまた、脈々と流れる血筋なんだろうなってなんとなく感じたかな。桜が好き。人が好き。そんな素敵な親子の様子がくっきりと伝わってきて。この母にしてこの子あり。それでいながら二人三脚で仲むつまじく。これからもきっと、ステージと物販で素敵なタッグを組んで楽しませてくれることでしょう。
15周年とか20周年もやっぱりイベントに駆り出されるのでしょうか(笑)。


そしてSHUUBIから母TAEKOに手紙。泣き系のイベントだったが、SHUUBI本人涙ぐんじゃった。その後いったん母TAEKOは楽屋に戻っていったけど、ひょっとしたらあの中で涙してたのかもしれないな。ま、これは想像の範疇ですが。
ここからSHUUBI単独プレイ。

6. Anniversary

しっとりがよく似合う。野口さんのギターアルペジオが、古川さんとは違ういい味出してました。雰囲気や流れは最高。

7. 雲よ月を覆ってしまえ

ピアノ単独でこの曲。とってもとっても珍しい。…もとが勢いのある楽曲だからねぇ。少しクリアになった感じのSHUUBIの声でこの曲もなかなかいいものですね。パワーが心配だったが、意外にノリが出てました。母に向けて作った曲。今日は揃い踏みですね。

8. ブレス

最近多いパターンですね>ラストにブレス。Dummyから不朽の名作です。あれはバンドスタイルで勢いをつけてもいいけど、最近主流のピアノブレスでもう一化けしてきた珍しい曲です。

Encore: 祝う

そして一時退場後、アンコールへ。今度はSHUUBIが野口さんを呼ぶ構図。

9. happy birthday to SHUUBI

そういえば今日は誕生日のパーティでした(笑)。ケーキも来ました。年とは関係ない本数で(何)。いや、半年だけ同い年だから知ってるんだけどね(ぉぃ)。

10. NIJI

そして一気に盛り上げてきました。もう普通のライブ並になってます。野口さんもギターでエンジン全開。最初「みんなで歌う」っていってたからうららかなかなと思ったらこっちでした。観客も巻き込んで今日一番の爆発力。

11. 未発表曲

以前「おばあちゃん(仮題)」で出てた曲じゃなかったかな?とりあえずまだまだ調整中のようです。メロの取り方はいかにもSHUUBIらしい曲で、ママの後継曲になる予感。最後もしっとりでフィニッシュとなりました。

その後

物販です。とりあえず母TAEKOにサインをねだったら断られた(爆死)。その代わりにとハグしてくる母TAEKO。一瞬状況を理解できずにたじろぐDKさんでした(爆死)。でもほんっとに貴重な体験だったですな。嬉しかった。でも、ああいうのが皆に愛されるキャラとしての母TAEKOたる所以なんだろうね。
サインもゲットしてきました。私がなんかテンパってたもんだから、トークはまるっきりさえなかった(泣)。言いたいこと、考えてたこととか色々あったんだけどね。いつものようにSHUUBIを目の前に全部飛ぶ(死)。できれば野口さんとも少し話がしたかったんだけど。トークの流れを作るのは相も変わらず苦手なようです。
でもまあ、それがリアルで合う醍醐味なんだろね。すっごいアーティストでありながら、近くて遠いそんな存在が身近にいるのは恵まれてるんだろうなって。
とりあえずハッピーバースデーは言えたし、プレゼントは渡せたという事で今回はよしとしておこう。…それ逃したら今回来た意味が半減確定だったしな(爆)。何渡したかって?あー、渡しちゃったから写真撮れない(何)。


あれ?そういえば撮影会がなかったな。まあいいか。


あまりに濃すぎる3時間。ファンクラブイベントのようなノリが強いという感じを受けるが、実はその裏で曲のラインアップがファン仕様で強烈。確かに母TAEKOトークは貴重だし面白かったけど、個人的にはこっちの方がインパクトがあったくらい。「悪い娘〜」とか貴重だし、アレンジがまた良かった…。これがあるからSHUUBIのライブは魅力なんですよね。愛の種目時代の曲はライブでも全く色褪せない。やっぱり来て良かったね。

入り口の看板。もうちょっと大きくして欲しかった(何)。
Set Me Freeにサイン。 アップ。