RED CLIFF~心・戦~(DVD付) 雑感

RED CLIFF~心・戦~(DVD付)

聴いてみた。余談だけどジャケットの赤い雰囲気はなかなか気に入ってる。
壮大な楽曲の完成度が圧倒しますな。チベットフェイクも健在で、聴かせどころには困りません。そこら辺の曲よりは遙かに聴き応えはあるかなと。
ただ、やっぱりalanの声の割に物足らない感はどうしてもあるかなぁ。一番最初とかパワーを発揮できる音域／音量じゃないところもあるし、やたらスロースタートな楽曲の立ち上がりとか盛り上がりもちょっと気になるところ。
でもまあ、全体としては決して悪くないですよ。むしろ壮大さというところなど、想像よりは良かったかなと。

二曲目は曲名でちょっと期待してたんだけど、要は中国語版orz。いや、これはこれでいいんだけどさ。

オケ版讃歌。かなり三國志な雰囲気を意識してる感はあるけど、歌詞の構成を組み替えたりしてる試みはおもしろいし、アレンジとしては悪くないですな。ただ、ヴォーカル引っ込めすぎだろ、あれは。楽曲とのバランスがちと気に入らん。
そして原曲の素晴らしさを再認識。あれはまさに神が創り賜うた至高のバランス。

DVD版は特に大きな変化もないので、映像以外にポイントは無し。
全体の満足度としては70%くらいってところ。良曲だとは思うんだけど、「明日への讃歌」のイメージを塗り替えるほどのインパクトまではないかな。
まあ、あとはアルバムに期待ですねぇ。