偶然という名の奇跡

MOONZERO2006-11-19

旅行前

社員旅行の二日目は、完全自由行動。とはいっても場所は韓国。特にすることもないからなー…眼鏡だけは作るとして、あとは適当に誰かと観光にでも行くか…と思っていたのが旅行の三週間ほど前。そんなときに飛び込んできたMSNからの一報。

そういや世界大会は11月19日にw。

世界大会というのは、友人が選手として参加するPump it upの大会。その前から話は聞いてたんだよね…11月くらいに世界大会だと。おお決まったか〜。悔いの残らないように楽しんでこいよ〜なんて言ってたんだけど。



ちょっと待てと。



19日って…(旅行の日程表を見返す)



私予定がら空き(一日自由行動)で韓国にいるんですけど…



世界大会の場所がちょっとしたテーマパークになっているということで、半日遊べそうということもわかり、とんでもないところから予定が決まってしまうのでした。
それにしても、なんという偶然か。社員旅行の日程も2パターン用意されてて、もう片方だったらニアミスで終わっていたところ。数ヶ月前に何気なしに選んだこの日程が、こんな奇跡を呼び込んでくるとは。普段はあまり奇跡とか信じたりするキャラではないのだが。今回ばかりは奇跡…偶然という名の奇跡だなと思ってしまった…。

そんな前振りがあってのいざ当日。

※以降、写真を多めに使っているため重いです。見られる場合は、了承の上ご覧ください。

地下鉄からロッテワールドへ…いざ開幕

韓国の地下鉄はガイドブックを見ながら必死で突破(笑)。幸い英語表記はあったから、それを頼りになんとか乗り換えも出来た。番号を頼りにするのが一番手堅いな。だけど切符売り場の駅一覧だと番号がないから何にもわからん(爆)。
とにもかくにもロッテワールドに到着。あたりを探し回り、とりあえず入り口とガイドマップを発見。ガイドマップは韓国語なので、絵だけが頼り(ぉ)。ここでも番号で聞いていたポイントにつく。お城。


…大会にしては狭くない?


というか、そもそも看板の一つも出てないのはおかしい…でもこの番号で間違いはない…。


…同じ番号が2箇所にあるのを気がついたのは30分後(死)。


というか、気がついてよかった…。
ともあれ正しい場所に到着してみると、シンデレラの劇(たぶん)とかやってた。その横で…。

デモンストレーション用の筐体が動き始めてる(笑)。新機種のデモらしいが…。ファンタジー音ゲーが融合する空間どうよ(爆)。
そうこうしてるうちに。来ました香港代表メンバー。

ハイスピード部門出場のCindyさんと、フリースタイル出場選手。少し日本語が伝わってうれしいひと時。このほか、応援団も多数いらっしゃってましたよ。Cindyさんには香港旅行ですっかりお世話になってますですw。

DENさんは個人旅行でもお世話になってますです。あとは鬼とか来てるし(ぉ)。DSをもってきてる方もいらっしゃいました。女性の方は英語でコミュニケーションをはかってくれたSakiさんという方。せっかくの心遣いも、相手が英語能力低すぎでごめんなさい(涙)。…文章の翻訳に数秒かかるようではコミュニケーションにならん(汗)。とにもかくにも、応援団の人の計らいで結構いい席で観戦させてもらうことに。
そういえばスタッフの一人に日本語で話しかけられたな。「WPF観にきたんですか?」…その質問に答えるには非常に難しい立場(死)。まあとりあえず「旅行の一環でここに来てる」ということに。「楽しんでいってください〜」って。日本語が本当にうれしい空間だ(ぉ)。
選手も観客も入り乱れて写真撮影やコミュニケーション。そんな時間をしばらく堪能しながらいよいよ本編スタート。選手入場とかあったのだけれど、はっきりいって、規模が音ゲーの大会というものを超越した世界がある。

アルゼンチン チリ ボリビア コロンビア エクアドル エルサルバドル
香港 インドネシア イタリア ロシア スペイン マレーシア
ペルー 台湾 イギリス メキシコ アメリ 韓国

…まさにワールドワイド。

選手入場の図。なんか司会者の一人がセルジオ越後に似ていたが気にしない(何)。
まずフリースタイルがスタート。さすがはワールドクラスだけあって、皆すばらしいパフォーマンスを魅せてくれます。跳ぶ跳ねるは当たり前。ダンスとしての個性が見事に筐体で昇華しております。香港の選手。練習してたのを少しだけ見てたことはあるのだけど。見事な舞は練習の成果ってところでしょうか。結果はともあれ、感動させてもらいましたです。
携帯で撮ったんでなので画質がしょぼいですが、とりあえずフリースタイルのプレーの様子。国名をメモってたんだけど、途中から断念(死)。4枚目が香港の選手です。10枚目…韓国チームだと思ったけど、武士がモチーフの異色パフォ(笑)。最後の二枚の王女パフォもインパクト強かったね。一枚脱いだし(ぉ)。

このあと。韓国のアイドルグループによるブレークタイム。キューティーハニーのカバーもやってた。トリビアにも一度出てたな(謎)。

そしてハイスピード部門。雰囲気一転戦闘モード風味。

こんな感じ。文末の動画を見るとさらに怖いのがわかる(ぉ)。
途中でパネルに問題が発生するなど順風満帆とは行かなかったが、ともかく観客も一体となる盛り上がりの中で一応の終了を迎えることとなった。香港チームに挨拶し、土産を買ってホテルに戻るのでした。選手でありながらずっと安否を(!)気遣ってくれてたCindyさん、日本語でいろいろコミュニケーションを図ってくれたDENさん、今回初めてお会いした香港応援団の方々…本当にありがとうございました。コミュニケーションがうまく取れなくてやきもきさせたかもしれませんけど。私からは何もできることがなかったけれど。すごく楽しい思い出が作れましたよ。香港の人たちに、年に二回も会えたことそのものもとても幸せw。


いや…でも本当にすごい大会でした。音ゲーでこれほどまでに胸が熱い思いができたことはいい思い出になります。いや、観客でさえこんな思いができたのだから、選手やその応援団にとってどれだけのいい経験になったかはもう想像もできない世界だろうけれど。おそらく来年私に同じ奇跡がくるとは思えない。だからこそ余計に、今回の経験が貴重であり、涙の出そうな暖かさに触れ、胸が熱くなるような素敵なプレー、おかしなプレーに触れたこの機会は何にも代えがたい思い出になることでしょう。

そのあとは

ロッテワールドのそばの地下街のロッテリアで焼肉風のダッカルビバーガー食べてみたりして、コンビニでメッコールとかかってみたりして。特に問題もなくホテルに帰還できました。これで思い残すことなく旅行を締められるわ。

その他写真もろもろ

ドラム発見。 500ウォン。80円くらい?
ビーマニみたいだがパチモン(ぉ)。 ロッテワールドにあるお城。
当時発売予定だったPSP版デモ。 アイスリンクもある。
こんな感じの屋内アミューズメント施設がある。 ゲームコーナーに普通においてあるPUMP IT UP。
作業中。 妙に盛り上がった筐体上げ。
パレード1。 パレード2。
パレード3。フィーバーロボ(大違)。 パレード4。
地下街。日本にもあるような噴水発見。