タイナカサチレビュー

今回はタイナカサチ。ずっと前にCDは買ってたんだけど。やっとレビュー。

disillusion

disillusion

アニメのオープニングらしいがアニメのほうは一切知らない前提のレビューで。
ライトでノリのよい楽曲が小気味よい。そこに乗っかるタイナカサチの声量と声質が少しオーバースペックな感じもするけど、総じてまとまりよく感じられるしサビが気持ちよいのでこれはこれでよいのだろう。
声量あるし綺麗な声で好感は持てるけど、今回の楽曲と相性ぴったりという感じがしないのは惜しい。バラードとか静かめな楽曲のほうが向いてそう。そういう点でC/Wは理想に近いとは思うけど、こちらはこちらで詞曲とももうひとつ物足りない。魅力を活かせる楽曲が待たれるところかも。
ただ、最近のポップスでは久々に楽しみなヴォーカルであるのは間違いなさそう。今後に期待。

評価は5段階評価で3。

きらめく涙は星に

きらめく涙は星に

アニメのオープニングらしいがアニメのほうは一切知らない前提のレビューで。
サビの疾走感が特に心地よい。スネアの乾いた感じはちょっと苦手だけど、全体のノリのよさは前作同様気持ちいい。逆にベースの音はかなり好きかも。
タイナカサチの声との相性も前作より上。このタイプが合うというのは少し意外だったが。
決定力は弱いが聴きやすい曲だろう。C/Wはさらに決定力が無いかな…。詞曲がタイナカサチの声の魅力や感情のノリをほとんど活かしてない気がするんだよな…。
惜しい。

評価は5段階評価で3。

最高の片想い

最高の片想い

アニメのエンディングらしいがアニメのほうは一切知らない前提のレビューで。
割合シンプルな楽曲構成で、過去作品を含めてタイナカサチの声の魅力の多くを引き出すことには最も成功してる感のある作品。特にサビは心地よいですね。それにしても超高音のところとか凄いよね…。高音がここまでぶれないのはお見事。
楽曲面を見たときにサビの良さとそれ以外の部分の落差が気になるところではあるが、サビは上質かなと。
C/Wは性に合わないのでスルー。
サビが気持ちいいので決定力にはなりえるが、全体ではまだ少し物足りない感じ。個性というか世界というか…。
とりあえずタイナカサチの声のポテンシャルは感じる作品。

評価は5段階評価で3。


そんなわけで…最近のアーティストの中では気に入りそうなのは間違いない。が、今のところSHUUBIとか新居昭乃とかZABADAKほど決定力があるわけではなさそうなので、「とりあえず今後に期待」で。